「ペダルの踏み方がわからないんです・・」「緊張します、不安です~」
せっかくだから踏んでみましょうかとアドバイスしても、こういった戸惑いの声が多く聞かれます。
ペダルってなぜ踏んだらいいと思います?
そこを考えていくとやらなきゃと思えるのではないかと思います。
その前にピアノのペダルについて少しだけ説明させて下さいね
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ピアノには3本のペダルがあります。中にはまん中のペダルがない2本のタイプのものもあります。
今回は一般にペダルといったらここ!と言われている1番右側のサスティンペダルについてのお話しです。
ここを踏むと音がのびて残響が残ります。
ちなみに電子ピアノもサスティンペダルあります
使うことでどんな効果があるかということについてお話ししますね。
簡潔簡潔にざくっと2つにまとめます
1、雰囲気の演出(高音域の音を使ってオルゴール風に、広がりのある壮大な雰囲気になど)
2、音量の拡大(ペダルを踏んで残響を重ねることで音量が上がる)
演奏をお聴きいただくとよくわかると思います
私がポップスピアノ演奏のお手本として参考にさせていただいてるまらしぃさんの「Secret base」~君がくれたもの~で解説すると
出だしから15秒までは1の雰囲気の演出の効果、1分13秒あたりからは音域が広がることにより壮大な雰囲気演出効果
4分12秒あたりから右手のメロディーがオクターブに左手の音域もさらに低音域に、1に加えて2の音数が増えることで音量が上がる、サビの部分を盛りあげ、クライマックスの演出を狙う効果
ペダルを踏むことによる効果、壮大な雰囲気をぜひ聞いて味わってみて下さい
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ではペダルを踏むことの効果、意味がおわかりいただけたところで本題!
ペダルの踏み方がわからない、ということについて。ずばり、まずは踏んでみましょう。
そしてまずは「音が濁らない」ここを目指しましょう。
踏み替えのタイミングがあわなくて音がぶった切れ状態になったり、不自然に聞こえても、濁らなければOK。
聞こえてくる音に耳を傾けてきれいな残響が残っているか、よく聞いて吟味して下さい。
ここがペダルがうまく踏めない、課題の解決に向けての第1歩です。
補助輪なしで自転車に乗れるまでを想像してみて下さい。
ころびながら、ふらつきながら練習して、最後はなんにも考えなくても無意識に身体がバランスをとってスイスイ自転車乗れるようになりませんか?
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※これは自身で製作した譜面です
踏み替えのタイミングのコツは「コードが切り替わる時」ここが狙い目です。
ポップス系の曲の譜面にはだいたいコードが書いてあります。
この変わり目を狙って下さい。
手と足のアクションを同時にやると音がぶった切れます。
手の操作に比べてワンテンポ送れて踏み換える、コードの切り替え時にペダルをあげて、そしてワンテンポ遅れて踏む
こうすると音が切れずにきれいにつながります
コトバで説明するのはなかなかにむずかしいですが伝わってますでしょうか??
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まとめ
ペダル初心者さんはまずは音が濁らないことをめざすべし!
まずはタイミング的な問題を解決しましょう。
ここが解決すればあとは雰囲気つくり、音そのものに対する深掘りです
ペダルの世界は実に奥深い、クラシックに限らずポップス系の曲でも大いに言えることなんですよ。
まずはチャレンジしてみて下さいね
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山田 千春(ちーぼー先生)
静岡県裾野市にて好きな1曲レッスン専門ピアノ教室「ハルポピュラー音楽教室」主宰。ピアノ講師歴30年、ライブ、セッション出演回数200回以上。6回のレッスンで好きな1曲が弾けた、楽譜が苦手でもピアノが弾けた!裾野市で唯一のピアノ教室と好評をいただいています。
黒いハットがトレードマーク、スーパー戦隊&仮面ライダーが大好き
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