頭ではわかってるのに思い描いたイメージでピアノが弾けない
イライラしたり、できない不甲斐なさに落ち込むこともあるかと思います。
弾けない原因はいろいろありますが、ひょっとして姿勢に原因があるのかも?
今回は姿勢という観点に着目して思うように弾けない理由について書いていきたいと思います
ピアノを弾く時の姿勢、まずはこの3点をチェック!
最初に断っておきますが、今回はピアノ=アコースティックピアノ、いわゆる生ピアノともいわれるグランドピアノ、アップライトピアノを基準にお話ししていきます。
姿勢についてこの3点をチェックしてみて下さい
1、かかとがちゃんと床についていますか?
2、イスに深く腰掛けすぎていませんか?
3、猫背になっていませんか?
まずしっかりとかかとを床についているかチェックしてみましょう。
強い音を出すためには踏んばりをきかせる必要があります。
大声を出す時を考えてみて下さい、お腹に息をいっぱいため込んで、踏んばりをきかせて大声を出しませんか?
それと似たような感覚です。
かかとをつけることで身体のぐらつきがなくなって安定しますしね。
身長がたりない未就学児~小学低学年生はなるべくなら補助ペダルを使った方がいいですが
ただ購入となると1万円以上する決して安くない買い物。
一時しのぎでDIYですませてしまうのもありかなと思います
身長が140センチメートルこえれば充分に床に足がつくはずです
早い子だと3年生くらいからかな、補助ペダルにたよらずにかかとがつくはずです。やってみましょう!
イスには軽く腰かける程度でOK!
特に背もたれのあるピアノのイスになると、よりかかりたくなる衝動にかられる傾向が見られますが
もちろんNGです!!
知ってましたか?ピアノって実は全身運動です。実際に鍵盤にふれているのは指先だけでは??
そう思われる方もいらっしゃると思いますが詳しくは長くなるので割愛します。
指先をコントロールするのに、ひじや肩の動きがあったり
広範囲の音域を使うようになったら足で踏んばりをきかせたり、上半身を動かしたりと
唯一動かない箇所、テコの原理でいったら支点のような箇所。それがお尻の穴の周辺の域
そこがイスに接しているくらいで充分
深く腰掛けすぎるとかかとが床につかなくなったり、足が宙に浮いて余計なところに力が入ったりします。
なにごともやり過ぎはいけないとよくいいますが、たかがイスに腰掛けるだけでもやり過ぎは禁物!
外見上の見たくれで印象を悪くしないように
横から見たときに背中が丸くなって猫背になっている、かっこ悪いですよね
特に発表会などの誰かに聞いてもらう演奏の時
いくら演奏がうまくても見たくれが悪ければ雰囲気ぶっ壊しです。
それに上半身にも負担がかかってしまいます。
小学高学年生~中学にかけて一気にぐっと身長が伸びる時期にときどき見られる
男の子は照れ隠しの面もあってこういった傾向が多いように感じます。
猫背解消法はいったんて手を止めて深呼吸、余計な力をすっと抜く感覚で自然にイスに座る
伝わってますでしょうか?
よくわからない場合は、カメラ、動画撮影して自身を客観視してみましょう
自分の目でチェック、とっても大事ですよ!
まとめ
最後にまとめ!
姿勢についてこの3点をチェックしてみて下さい
1、かかとがちゃんと床についていますか?
2、イスに深く腰掛けすぎていませんか?
3、猫背になっていませんか?
姿勢のバランス整えれば余計な力を使わずに効率的に力を配分することができるようになります
普段から姿勢についてセルフチェックするように心がけて下さいね
クラシックピアノそしてライブ、セッション200回以上の経験をもとにピアノで好きな1曲が弾けるための知識、ノウハウについて発信。
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山田 千春(ちーぼー先生)
静岡県裾野市にて好きな1曲レッスン専門ピアノ教室「ハルポピュラー音楽教室」主宰。ピアノ講師歴30年、ライブ、セッション出演回数200回以上。6回のレッスンで好きな1曲が弾けた、楽譜が苦手でもピアノが弾けた!裾野市で唯一のピアノ教室と好評をいただいています。
黒いハットがトレードマーク、スーパー戦隊&仮面ライダーが大好き
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