· 

【楽譜制作】見づらいストレスをスッキリ解消。コード譜面で譜読みの手間ヒマも時短に

今年からピアノソロに挑戦したいと希望されている大人の生徒さんのレパートリー曲のコード譜面を製作しました。

 

お持ちの譜面が見づらいとの申し出があり、あ~これは・・というのがあり制作したものです

 

両手がかかれてある大譜表からメロディー&コードの一段譜に書き直し。左手が書いていない分、見た目スッキリです。

 

こちらの生徒さんはギターの経験がある方なのでコードの概念はすでにご存じ。

 

「左手、右手それぞれ別の動きをするってむずかしいですね~」

 

ここは慣れるしかないところなので、あとは実践を重ねていくのみですね。

 

覚えることと弾けることは別問題

市販のピアノの楽譜は紙面上の関係でしかたないことですが、意外と見づらい楽譜が多いです

 

写真で解説する方がわかりやすいのですが、著作権に違反になってしまうので文面にてその理由を書いていきますね

 

1番感じるのがフレーズが1段にまとまって書かれていない

 

フレーズというのは国語でいう一文、ひとつの文章のこと、歌詞のある曲ではブレス(息つぎ)のところまでのことをいいます。

 

段ごとに1フレーズでおさまっているのが見た目で1番わかりやすい

 

ですが、細かい音譜が多かったり歌詞が一緒に記載されている楽譜だとスペース上の関係で分かれている場合が多い

 

ピアノで曲が弾けるにはどんな音が、どんな動きで、どんな指つかいなど(他にもまだまだありますが)必要な知識を覚える

 

そしてそれを運動動作に換えることで初めてピアノで曲が弾けるということになります。

 

覚えることと弾けることは別問題

 

早く目当ての曲が弾ける、そこにいきたいですよね

 

ポップス、ポピュラー曲の楽譜はレシピ

 

ポップス、ポピュラー曲の楽譜は料理でいうレシピ扱い

 

練習していくうちに好みや願望が出てきたりします。自分なりの演奏、つまりアレンジをしてもOK!

 

みづらかったら見やすくしてしまっても全然OKです

 

↑↑こちらは自作の楽譜です

 

まず1フレーズを1段ごとにまとめました。

 

これだけでもかなりスッキリ見やすく、覚えるまでの時短につながると思います。

 

1段に4小節というのが基本ですが、どうしても収まらない箇所は見やすさ重視でまとめました。

 

元の大譜表(両手楽譜)ではくり返しの箇所がありましたが、これも見やすさ重視でくり返し記号を省きました

 

その分ページ数は増えてしまいましたが、それでも4枚、譜面台におさまる数です

 

なにより譜めくりの必要なし。意外と譜めくりは演奏がストップしてしまう分、ストレスになるんですよね

 

コードをすでにご存じということで、左手は省略、代わりにコードネームを記載

 

ギターで覚えたコードの概念をピアノに置き換えて応用できればいいだけなのでラクです。

 

早く知識を覚えれば、弾くことに集中できる

 

先ほども書いたとおり、覚えることとピアノが弾けることは別です

 

弾くまでに覚える方で必死になっていたらいつまでたっても弾くという醍醐味にいけませんよね

 

譜面を書き直すというのはひと手間かかりますが、その分早く覚える、ラクに覚えて、弾く方の練習に集中できます。

 

どのように表現する?カッコよく、力強く、やさしく、静かになど

 

曲の持つ雰囲気を、自分のイメージ通りの音を出せること

 

ここがピアノで好きな1曲を弾く、奏でる、醍醐味

 

スッキリ見やすくなった楽譜で早くステキに自分流に奏でられますように!

 

ちなみに楽譜製作はオプションメニューにて承っています

 


体験レッスン随時受け付けています



 

山田 千春(ちーぼー先生)

 

静岡県裾野市にて好きな1曲レッスン専門ピアノ教室「ハルポピュラー音楽教室」主宰。ピアノ講師歴30年、ライブ、セッション出演回数200回以上。ポップス、ポピュラーピアノ指導が得意。楽譜が全く読めない初心者でも6回のレッスンで好きな1曲が弾けた、他のピアノ教室にはない魅力があると好評をいただいています。

 

黒いハットがトレードマーク、スーパー戦隊&仮面ライダーが大好き