バンド演奏においてのピアノ・キーボードの立ち位置、役割とは

バンドでキーボードを演奏することになった、けどなにをどう練習したらいいのかわからない

 

私も過去バンド活動していた時、だれに相談したらいいのか本当に困りました。

 

バンド演奏は奏者全員と力を合わせての演奏、当然ひとりでの演奏の時とは違います。もちろん練習の仕方もです

 

私は1年半プロのミュージシャンの先生のもとでポップス、ポピュラー、ジャズについて研鑽を積みました

 

とあるお店のオールディーズバンドのキーボード奏者としてライブ、セッションに出演。

 

これまでに200回以上の経験があり、バンド活動でのキーボード奏者としての知識は体感として持っています。


バンド演奏におけるキーボードの立ち位置

 

キーボードのサウンド=全体のサウンド ー ボーカル ー リズム(主にドラム)ー ベース ー ギター

 

キーボード奏者の担当する音はざっと公式にあらわすとこんな感じです

 

あまりよいいい方ではないですが、なんでも屋みたいな存在です

 

シンセサイザーでしたらたいていの音色は出せます

 

ボーカルの盛り上げ役でふ~っとストリングスの音を出したり

 

時には間奏部分でサックスソロの音だったり、金管セッションの音を出したり

 

アドリブでオルガン系の音を演奏したり

 

ウッドブロックのような小物の打楽器も出したことありました

 

キーボード奏者の役割は主にこの4つ


 

1.サブメロディー

2.ギターなどほかのコード楽器とのコラボ

3.金管、木管楽器などの代理

4.小物楽器の代理

 

サブメロディーとはボーカルの主旋律に対してストリングスなどの音色でかぶせるような役割です

 

バンドにおいてのコードはギターとキーボードが担当します。ここが一番加減がむずかしいかなと感じます

 

注意しないとお互いがお互いの音を邪魔してケンカ状態になってしまいますから。

 

音域をずらしたり、一方がブロック奏法をしているなら、キーボードはアルペジオにする

 

動きがあるなら、キーボードは持続音でサポートするなどお互いの役割がぶつからない工夫が必要です。

 

ある程度慣れるのに時間がかかってしまうのは仕方ないことですが、心得としては最初から持っていたほうがいいですね。

 

ブラスセッションの音は結構ハデ目な効果が演出できるので、とても重宝がられます

 

静かめの曲でフルートの旋律とかもあるととてもステキな雰囲気を醸し出せます

 

ドラム以外の打楽器が欲しいときに代わりに担当することもありました。

 

これもかなり重宝がられましたね

 

まとめ


 

バンド演奏においてのキーボードの立ち位置はリズム、メロディー、低音、コードを抜いた残りのサウンド

 

いわゆるなんでも屋的存在。

 

キーボード奏者がいなくてもバンド演奏は成り立つけれど、でもやっぱりいた方が豪華になる、そんな立ち位置です

 

最後にキーボード奏者としての心得をひとこと

 

常に全体のサウンドを、ほかの奏者がなにをどうやっているのかの気遣いが必須

 

ピアノ人口は多いのにバンド演奏でキーボード担当できる奏者はそう多くないそうです

 

ピアノでは一人でメロディーも低音もコードも弾けてしまう、それと普段誰かと合わせるといった習慣がない、それゆえでしょうね

 

バンド演奏でのキーボード奏者はとても重宝がられます(少なくとも私はそうでした)

 

まずは立場的なこと、役割をしっかり理解する

 

あとは演奏活動を通しておのずとどういったことをやっていけばいいのか

 

経験が疑問に対しての答えを出していってくれるはず、つまり考えるより場数を踏むことですね。

 


 

ハルポピュラー音楽教室の体験レッスンは「これからなにが必要で、どんなことを学んでいくのか」を知っていただくこと目的としています

 

私、山田千春というピアノ講師、教室の雰囲気もあわせて体感してみてください

 

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ポピュラーピアノ講師 山田 千春(ちーぼー先生)

 

静岡県裾野市にて「ハルポピュラー音楽教室」主宰。ピアノ講師歴30年以上、ライブ、セッション200回以上の経験から培った知識とノウハウをもとにピアノで叶えたい憧れ、希望を実現に向けてのお手伝い、好きな1曲マスター、コード弾き、弾き語り、アレンジ指導が得意。楽譜が全く読めない初心者でも6回のレッスンで1曲マスターさせるなど他のピアノ教室にはないフレキシブなレッスンが魅力があると好評をいただいています。

 

黒いハットがトレードマーク、スーパー戦隊&仮面ライダーが大好き