「やることが多くなって忙しい、ピアノの練習時間が取れないんです・・・」
先日中学生からこんな相談を受けました。
今どきの中学生たちは本当に忙しそう。小学高学年生でも最近こんな声を聞くことが多くなってきてます
忙しいけど時間が取れない、そんな時は
学年が上がってくると勉強の量が増える、中学生になれば部活動がある、塾へ週何日か通う
こうなってくるとピアノへの取り組み、練習時間確保が難しい、取り組むことへの優先順位が下がり気味に
学業優先だから半分はしかたないですね。
ただ、それでも続けたいと思うならやはり練習は必要です
だって頭で覚えてても体が反応してくれなければ弾けるってことにはならないですからね
体感として身につける、これは実際にピアノをさわってでの体験からでしかできない
当然なんにも鍵盤をさわってなければ体から感覚が抜けていってしまいます。
まずこれだけは！ってことを
最低限の練習「忘れないこと」だけは確保しましょう
だって忘れてしまったら取り戻すのに余計な時間がかかる、もったいないでしょう？？
１曲全体の仕上げができないなら
さきほども書きましたが１曲をきちんと最後まで作りこむならどうしても時間と労力（練習）は必要
ただこれがストレスに感じるようなら、練習への取り組み方を変えることがおすすめです
冒頭写真の彼には以下のことを提案しました
●コード奏法の型を増やす
●使えるコードの数を増やす
●指が萎えないようテクニックを身につける
曲の作りこみに必要なネタをため込むことは短時間の練習で十分可能です
これからしばらく彼はコード奏法を主に、ネタ取得とテクニック向上を目標に取り組むレッスンメニューに切り替えることに
手始めに彼に興味のある曲を何曲かピックアップしてもらいました
知ってる曲、好きな曲でやるのが一番効果的だからです
まずはコード奏法と型、そしてピックアップしてもらった曲で実践経験
自分でこうしよう！とアレンジネタが思い浮かぶようになれば最高！まずはここをめざして
まとめ
ポップス、ポピュラー曲はメロディー、コード、型の使いまわしで弾くことができる
ようは自分好みの弾き方で楽しんでＯＫ！
市販の楽譜を使ってアレンジネタの分析とかもできる、やることはたくさんあります！
時間がない時でもコツコツ積み上げはできる！小さい成果をつみあげていきましょう
山田 千春（ちーぼー先生）
静岡県裾野市にて好きな1曲マスター専門ピアノ教室「ハルポピュラー音楽教室」主宰。ピアノ講師歴30年、ライブ、セッション出演回数200回以上。ポップス、ポピュラーピアノ指導が得意。楽譜が全く読めない初心者でも6回のレッスンで好きな1曲が弾けた、他のピアノ教室にはない魅力があると好評をいただいています。
黒いハットがトレードマーク、スーパー戦隊＆仮面ライダーが大好き
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