両手でうまく弾けるようになりたい！まずはここを意識して！！

片手ずつだとうまくピアノが弾けるのに、両手で弾くとなるとうまく弾けない。右手、左手それぞれの弾き方につられてしまう

ダントツに多く言われる悩みごとのひとつです。

できないのには必ず原因があります、そこを見極めていく、そして解決方法を見つけてひたすらこなす まで練習

これだけです。 

特別な方法とか、必殺方法なんてないです、地味～にやっていくしかないです。

楽しさの裏での大変さっていったらいいのかな

楽しめる領域に行けるまでには必ず通る道といっても過言ではないです。

まず断っておきたいのは両手でうまく弾けないのは才能の問題でも、センスがないということ

これも実によく言われるんですよね。

そもそも両手で別々の動きをするということがやさしいことじゃないんです。

例えばですが右手で四角形を書く、左手で三角形を書くことを同時にやってみてください

まず1発でできるってことはないでしょう、おそらく（私はできませんでした（汗））

という風に

そもそも右と左手別の動きをすること自体がむずかしいんです。少し気持ちが軽くなりました？

さて、ここからが解説！うまくいかないことには必ず原因があります。

それを理解して取り除くだけです。まずなぜできないのか、という原因究明ですね

うまく両手で弾けない、そんな症状を抱えている生徒さんを見ているとだいたいこの２つに分かれます。

１、右手、左手それぞれの音がどこのタイミングであうのか、イメージがかたまっていない

２、タイミング合わす練習のはずがいつの間にか音の名前のミス修正に変換されてしまっている

両手で弾けること＝右、左手お互いの音がどこでどう合わさるのかタイミングをはかること

右手、左手の音を同時に打鍵する場合、楽譜上では必ず真上真下の関係になっています

まずはここを色ペン等でチェックしてみてください。

視覚に訴える媒体となっていやがおうにも目に飛び込んできますよね　←　これ大事！！

さあ、問題はずれている箇所。どちらの手の音が先に打鍵するのか

楽譜を使う場合は左から順に弾く、とにかくタイミングを計ることだけに集中しましょう

多少、音のミスがあろうと、指使いに難があっても気にしない

ゆっくりな速さでOK！とにかくタイミングをはかることだけに全集中

ここはひたすらやるっきゃないの領域。根気強く取り組んでいって下さいね

楽譜が苦手な耳コピタイプの方は、紙に書いて視覚化しましょう

メロディーのこの音とこのコードの音がかちあう、という感じに

気を付けてほしいのがいつの間にか音のミスの修正に走ってしまうこと

どうしても音のミスというのははっきりとわかりますからね

でも両手でうまく弾けない時の対処法はタイミングです。

目当ての音がうまくならせなくてもタイミングが合ってさえいればOK！

とにかく両手でうまく弾けるようになりたかったら１にも２にもタイミングを意識しましょう。

両手でうまく弾けない時の対処法は検索すればたくさん情報が出てきます

右手をうたいながら、左手を弾く

リズム打ちをしてみる

ゆっくりと、小さく区切って　など

どれも間違いじゃないです、がまずはタイミング修正が第1！

しっかりと頭の中に目標としてきちんと設定すること

目標さえしっかり設定できればあとはここに向かってすり寄っていくだけですから

何拍目のこの時にこの音が入る、数字で説明できるようなら完ぺきですね。

それが難しい場合は何回も手本となる音源を聞いてリズムコピー

このタイミングで！というのを感覚的にとらえられるように

タイミングさえつかめれば、一気に楽しい領域に

指使いの修正、音のミスの最少化、抑揚など細かいニュアンス、雰囲気つくりの練習に取り組めます。

ピアノを弾いててい一番楽しく、やりがいがある時間へ突入できます。

どんな好きな曲をやろうが、両手奏がむずかしい、大変・・・慣れない動きは必ず出てきます

思うように弾けない、できない、一種のガマン大会を早く抜け出すために

目標をもって、ねらってまずはタイミング修正していってくださいね！