耳コピできるように、まずは手始め、移調奏から
耳コピがすらっとできたら~なんてあこがれを抱いている方、少なくないのではないかなと思います。
譜面なしでどんどん弾ければそれだけで周りから尊敬のまなざしで見られますしね
自慢するわけじゃないですが、私、実際そう言われることありますし
今日レッスンの中学生もそのひとり。彼の目標のひとつが「耳コピができるようになりたい」
今回は初めてという移調奏にチャレンジしてもらいました。
目的はキー(調性)によって同じ曲でも雰囲気が変わることの体感、雰囲気の違いをかぎ分けられること、にあります。
耳コピはカンにたよるところがある、聞いて情報を得る、見えない音の情報を聞くことでとらえて判断する
頭にある音の情報をたよりに再現(演奏)する、この考えがものすごーーく大事になってくるんですね。
視覚的要素を排除、つまり楽譜にたよらない演奏、手始めに最適なのが移調奏なんです
今回は初めて、ということでとっつきやすい、隣のキーへの移調奏にトライしてもらいました
Cキー(ハ長調)の曲、これを1音あげてDキー(ニ長調)
そしてオリジナルのD♭キー(変二長調)で演奏をしてもらいました。もちろん両手奏で。
これがのちのちダイアトニックコードの概念、、つまり左手の伴奏部分の耳コピにつながっていくんですね。
耳コピの必須スキル、と手順は・・・
耳コピができるように、必要知識と手順は
①コードを覚える
②スケールを覚える
③コードとスケールの紐づけ、ダイアトニックコードの概念
道のりは決してラクではないですよ~楽譜を読めるようになるスキルと変わらないくらい大変
でも曲の情報を覚える手段として持っていたほうがいいスキルであることはまちがいない
目当ての曲が市販されてない、市販の楽譜のアレンジがどうにも気に食わないとなったら・・
どうにかしたいと思うのが性でしょう、そんな時にとっても役立ちます
伊豆高原のとあると店で演奏の仕事していた時は、耳コピで覚える~なんてしょっちゅう
コード譜面、歌詞譜面渡されて、こんな感じで~YouTubeをその場で聞いてどうにかこうにか
最初はあまりにもできなくて半泣き状態に、メンバーにもしょっちゅう迷惑をかけてたし、たくさん失敗もしました。
落ち込んだことも数知れず。でも仕事でやってましたからね、いつまでもできません、じゃすまされなかった。
きつかったですよ、ホントに。でも、あの時やってよかった、がっちり今に活きてますから
苦労するのはいっとき、できた時の越えた時の達成感、充実感、特別感を体験しちゃえばまたやってみようって思えます
こうなれば最強であり、サイコー♪ぜひその時を楽しみに、がんばっていってもらいたいです
「今までやったことなかったけど、楽しかったわ~♪」その言葉に期待してますよ(笑)
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