こんにちは!ポピュラーピアノ講師の山田千春です
大人の生徒さんのピアノレッスン風景レポです。
「これで音があっているのか、自信がなくて・・・」
こういった声、めちゃくちゃ多く言われます。
もちろん、分からないことはどんどん聞いてくれれば全然OKです。でもですね、、、
いつか「これでバッチリ!」って、ご自身で思えるようになるのがもっと楽しく弾けるようになる秘訣なんですよね。
私が思ういい演奏、ステキだなと思う演奏には弾いている人の「こんな風に弾きたい!」っていう気持ちがたっぷり詰まっています。
いわゆる熱量っていうものでしょうか
その熱量を乗せるには、「これで間違いない!」っていう確信がないとなかなか難しいもの。
そこで、今回はコードの仕組みを知ることで、どうやって自信に繋つなげていくのか、これをテーマにお話しさせていただきました
★コードの「大文字」は低音(ベース)を指し示してくれている
ポップスとか、色々なジャンルの楽譜を見ると、音符の上にCとかG7って英語表記があるのを目にしたことありますよね?
これが「コード」です。

※著作権の関係上ぼかしを入れています、見づらいですがご了承ください
コードの大文字は左手の伴奏部分の一番低音(ベース)を指し示してくれています
つまり、大文字の音がなんの音かわかっていれば、いちいち音符を読む必要がなくなる、っていうことなんです。
例えばFm7って書いてあったら大文字のF
は「ファ」の音。D♭ならDが「レ」の音で、それに♭が付くから「レ♭」になるという風に。
どうですか?コードの大文字が何の音かわかれば、音符を一個一個読まなくても、左手のベースの音が「ここ!」って、自信をもって弾けるようになるでしょう?
あとは楽譜上のたまの位置でどの高さの音をうかうか確認作業、これで低音部分、はい、終了です!
★左手の伴奏、よく見ると「コードトーン」だらけ!?


次は中身的なことについてですね!
課題の箇所で使われいてるコードをピックアップして書き出してコードトーンを確認、左手の伴奏部分の音に注目
あれれ?って思うような「仕掛け」があるんですよ。よーーーく見ると・・・
使われている音、ほとんどコードの音(コードトーン)ばかりってこと!
例えばFだったら「ファ、ラ、ド」の音。Dm7だったら「レ、ファ、ラ、ド」の音。
これらのコードトーンが、あちこちに散っている、こんなケースが少なくないんです。
パッと見は複雑そうに見える楽譜も、コードトーンっていう目線で見ると「な~んだ、そういうことか!」って意外にシンプルに見えてきたりするんですよ。
★コードの繋がりを見つけると、もっと覚えやすい!
さらに一歩踏み込んで、コードの繋がり方(コード進行)も見てみましょう。
F → Am on E → Dm7 → Fon C → B♭M7 → Fon A → Gm7 → Bon C → C7
このコード進行の低い音(ベース)だけを繋げていくと…ファ → ミ → レ → ド → シ♭ → ラ → ソ → ド
まるで一歩ずつ階段を降りるみたいに、音が一つずつ下がっているのが分かりますよね!
こういう「順々に進む」いわゆる順次進行のコードのつながり方はとっても覚えやすい!!
「次はここを弾くのね!」って、演奏するときの目安にもなります。
曲全体がどうなっているか理解する上でも、コード進行はとーーってもたよれる情報源なんです。

さっそく写真に収める生徒さん、熱心です!あ、レッスン中の写真撮影は全然OKです!
★仕上げは「耳」で確認!
どんなに色々と理屈を理解しても、やっぱり最後は「耳」で確認するのが一番大切!
ぜひ、原曲とか、お手本となる音源をしっかり聞いて、ご自身が弾いた音と比べてみてください。
同じような雰囲気の音が聞こえたらコードの理解がさらに「確信」へとつながりますからね!
★「この音、合ってる?」から「バッチリ!」へ
「この音、合ってるのかな…」っていう不安を「うん、これでバッチリ!」っていう確信に変えるための一つの方法として、今回はコードトーンをテーマにお話しさせていただきました。
もちろん、他にも色々な方法はありますが、今回の曲の場合はコードを活用するのがわかりやすいかなと思ったので、ご紹介しました。
あとはご自身でこれ!という確信を早く得られるように、まずはやってみてくださいね!
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