「文化祭でキーボードを担当することになったけど、どう弾けばいいの?」
バンド演奏はクラシックピアノのように楽譜通りに弾くことはありません。
「これでどう?」「ちょっと違うかも」と音を出しながら、メンバー同士で相談しながら、試行錯誤して演奏を作り上げていく世界です。
だからこそ大切なのは――
「自分の役割は何?」そして「自分はどんな音を出す?」これを考えて、決めることが、バンド演奏におけるキーボードの基本です。

キーボードの役割は雰囲気作りと隙間を埋めること
バンドの中でのキーボードは、
全体のサウンドからボーカル・ギター・ベース・ドラムを差し引いた「残りの部分」を埋めるのが仕事。
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イントロや間奏、エンディングで雰囲気づくり
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Fill-inでちょっとしたアクセント
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ピアノ以外の音色、オルガン、エレピの音などで雰囲気作りも
ただし、編成によって、も、役割りが変わってきます。
たとえば、ベースやドラムがいないアコースティック編成では、キーボードがリズム隊、ベースの役目も負うことになります。

使うのはコード譜や歌詞譜
クラシックピアノのように1音1音書かれた楽譜はほぼ使いません。
私が実際の現場で使った楽譜が↑↑(上の画像を見て下さい)
こんな感じのコードしか書かれてないコード譜や歌詞にコードがついた譜面だけ
バンドスコアだと、ページ数が多すぎて、現場ではほとんど使われません。
なにより、楽譜通りの演奏、ではないからなんですね
だから、アレンジの素材になるコードさえ書かれていれば、あとはやりながら演奏をかんがえていくから、なんですね。

バンドにおけるキーボード演奏の基本をおさえよう!
右手 → コードを弾く
左手 → ベースラインを弾く
初心者さんは、まずこの形からスタートしましょう。
どう動かしたらいいのか?それは曲によって変わるので詳しくは割愛します
カンタンに言えば、リズムコピーです
あとは、実際にみんなと合わせてみて、確認する
欲しいイメージでなければ修正、しっくりきたら、それでOK
という具合に、自分なりに考えて、実践してみる、修正、そしてまた実践のくり返しです
とにかく、実践しながら、演奏を作っていく、これがバンド演奏におけるキーボードの考え方です
私、ちーぼー先生の経験

私は過去に約1年半ほど、オールディーズバンドでキーボード奏者として活動した時期があります
今は、ときたまJ-popバンドのキーボードサポートをしています
まあ、最初のころはなにやっていいか、本当に困りました・・・
質問しても「好きにやればいいんだよ」「自由自由!」全然答えになってないじゃん・・
正直、泣きが入ったことも数知れず
だからこそ、バンド演奏におけるキーボードの「どうしよう!」に寄り添えるんです。
まとめ、ご案内
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キーボードの役割は隙間を埋めることと雰囲気づくり
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コード譜・歌詞譜面を活用
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右手コード+左手ベースでまずはやってみる!
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実践しながら演奏を作りこむ
文化祭や軽音で「急にキーボード担当になっちゃった!」「引き受けたもののどうしたらいいのか、わからない・・」
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